フラッシュ前に Android スマホをバックアップする方法
カスタム ROM を入れると、ほぼ必ずスマホの中身がすべて消えます。ブートローダーをアンロックしたり何かを焼いたりする前に、きちんとバックアップを取りましょう。ここでは、初期化されたスマホが「面倒事」で済み「大惨事」にならないように、何をどう保存するかを説明します。
フラッシュするとスマホは初期化される
この作業では 2 つの段階でデータが消えます。ブートローダーのアンロック(ほとんどのスマホで焼くために必須)は完全な初期化を強制し、クリーンインストールでデータ領域が再び消去されます。同期もどこかにコピーもしていない、スマホ内だけにあるものは失われます。下のバックアップはすべて、アンロックする前に済ませてください。
何をバックアップするか
このリストを順に確認しましょう。最初の項目は当たり前ですが、最後の項目でほとんどの人がつまずきます。
- 写真・動画・ファイル — 内部ストレージをパソコンにコピーするか、自分で管理しているクラウドや NAS に同期します。
- 連絡先とカレンダー — .vcf/.ics ファイルに書き出すか、フラッシュ後も使い続けるアカウントに同期します。
- メッセージ — SMS やアプリのチャット(Signal、WhatsApp)は、書き出さない限り残りません。アプリごとに独自のバックアップ機能があります。
- アプリのデータ — ほとんどのアプリは Google なしでは自動バックアップされません。入れ直しが必要なログインをメモし、書き出せるものは書き出しておきましょう。
- 二段階認証(2FA)のコード — 認証アプリは初期化では引き継がれません。先にコードを書き出しておかないと、アカウントから締め出されることがあります。これがみんな忘れる項目です。
保存の仕方
最も手軽で確実なバックアップは、内部ストレージをパソコンにコピーすることです。USB で接続し、接続をファイル転送に切り替えて、フォルダをドラッグしてコピーします。連絡先は連絡先アプリの書き出し機能を使います。脱 Google ROM なら、Seedvault で任意のフォルダやクラウドに暗号化されたシステムバックアップを取れます。2FA は、初期化する前に各認証アプリの書き出し・移行機能を使い、さらに予備として各アカウントの使い捨てリカバリーコードを印刷しておきましょう。
戻れる道を確保しておく
バックアップはデータを守り、復旧の備えはスマホ本体を守ります。フラッシュ前に、戻れる動作確認済みのビルド —今の ROM、またはメーカーの純正ファームウェア— をダウンロードし、fastboot/recovery への入り方を必ず把握しておきましょう。フラッシュに失敗しても、それがあれば再び起動させられます。
フラッシュが初めてですか? まずはなぜカスタム ROM を入れるのかと用語集から始めましょう。